ジャズ好き集まれ
ウォーキングベースに挑戦しよう
ジャズベースのかっこよさは何といっても
ウォーキングベースでグングン引っ張って
いくところではないでしょうか。
こんなウオーキングベースを弾いてみたいという方へ。
初めてウオーキングベースの練習をする時、
最初はコードトーンを使った練習から始めるのがいいでしょう。
例えばCのコードでしたらドミソ、
Dmでしたらレファラ等、単純な音の構成ですが、
ベースは一種のコード楽器ですので、演奏者に今このコードですよ、
と知らせてあげる役目があるので、
コードを理解してからかっこいいウオーキングベースに
取り組んでほしいものです。
アンサンブルの中でベースの役割というものがありますが、
それは全体のバランスを考えて、
音のボリュームや低音部の弦を使うのか
高音部の弦を使うのかで全然変わってきます。
ベースラニングでアドリブ奏者を盛り立てることも
ベースの役割であると思います。
それと、一番大事なことですが、
ベース1本でコード進行の具合がわかるように
弾けなければならないということです。
これが意外に難しいので、練習方法としては、
コードパターンを、ルートを基準にして
分散コードを弾くこと。
コードパターンとは、例えばC、Am,Dm7、G7みたいな
循環コードのことを指す。
こういう練習を積み重ねてコードとコードのつながりを理解し、
どういう音でつないでいくかを体感してほしい。
それができるとウオーキングベースを練習するのが
割と楽にできるようになる
本格的にウォーキングベースを練習するには教則本を使う方法がある。
この教則本にあるベースラインのパターンを弾いて体で覚える練習。
この練習は、教則本のベースラインのコードを入れ替えたりして
色んな組合せをつくりアレンジしながら上手く繋がるように工夫して
研究することであらゆるジャンルの音楽に対応できるようになる。
しかし、曲のコード進行を使ってそれがスムーズに
繋がるように経過音を探しながらつないでいくという
理論的に考えてもバンドとしての全体のサウンドがないため
作業はなかなかはかどらない。ここが独学の難しさである。
教則本だけでは限界があります。
やはりバンドで実践してこそ自分なりに感じて
掴み取ることが重要ではないかな。
しかしその前にある程度の知識がないといきなり
バンドで練習してもウォーキングベースのコツは掴めないと思う。
教則本にもいろいろな種類があって、理論で教えるものと、
実際演奏で使えるようにそのままの音を教えるものなどがあります。
理論で教えるものは、1曲を1つのルールで弾く
模範ベースラインを教えてるくらいで、
これでは実践できないとおもう。
まあ理論で学習するにはいいかもしれないが。
それと、ほかに実践できる曲のベースラインが書いてあるものは
そのままつかえるけど、まる覚えして実践するしかない。
自分で考えて自分のあたまで作ったベースラインではないので、
じぶんの身についたものではない。
何回もくりかえして覚えたとしてもその曲だけということなので、
そのとおり弾いても本当に意味がない。
それでは、プロのベースラインを何回も聴いてコピーするのはどうか、
というのはプロだから間違ったことはしていない、
かっこいいベースラインを使っている、
そういう意味では間違ってないと思うが。
ただプロのやることだから簡単には真似できないと思うし、
演奏しているミュージシャンによっては
一般的ではないベースラインを使ってる可能性が高いということ。
したがって、3つの方法で勉強するのが適当かな。
1つ目は理論的に教えている教則本を理解する、
2つ目は実践できるベースラインを教えている教則本を勉強する。
そしてプロのベーシストのベースラインをコピーする。