ジャズ好き集まれ
ジャズの歴史④
ジャズのスタイル③
ジャズロックから ジャズ・ファンク、 フュージョン、フリー・ジャズ、
アシッドジャズ、スムーズジャズ、 ニュージャズまで
ジャズロックとは、1960年代にロック音楽にブラスを加えたスタイルが
出てきて、ジャズ界もこの影響を受け、エレクトリック楽器を全面に出して、
アドリブ中心のロック調の音楽の演奏スタイル。
この頃のミュージシャンは、マイルス・ディヴィス、ウエザー・リポート、
サンタナ、トニー・ウイリアムス、ビリー・コブハム、アール・クルー、
ジェフ・ペック、ジョン・マクラフリン、リー・モーガンらがあげられる。
ジャズ・ファンクとは、フュージョン・ジャズやソウル、ファンク、
R&Bなどが融合されて、ジャズとポピュラー音楽の中間的な存在。
1960年代のオルガンジャズはファンキージャズの始まりであった。
このあたりからエレクトリック楽器が使われ始め、
最初はジャズロックなどとよばれていたそれが発展して
クロスオーバージャズやフュージョンジャズなどになる。
この頃のミュージシャンとしては、ジミー・スミス、ハービー・マン、
ジーン・ハリス、スタンリー・クラーク、クルセイダーズ、
ハービー・ハンコック、マーカス・ミラー、チャック・レイニー、
ジャミロクワイ、ルー・ドナルドソン等沢山有名な連中がいる。
フュージョンとは、クロスオーバージャズをさらに商業的に一般に広めようとして、
色んなジャンルの音楽を融合させた音楽。
1960年代の後半からマイルス・デイヴィスがエレクトリック楽器を多用した
ジャズを始めた。
この頃はジャズロックなどとよばれていたが、
1970年代に入ってラテンやソウル等の音楽を取り入れた
クロスオーバージャズというものにかわっていった。
そしてクロスオーバージャズをもっと商業向けにしたのがフュージョン音楽となります。
商業向けということでテレビ・ラジオでコマーシャルやBGMとしてよく流れている。
この頃のミュージシャンとしては、リー・リトナー、ラリー・カールトン、
アル・ディ・メオラ、ハービー・ハンコック、ケニー・G、チャック・マンジョーネ、
ジャコ・パストリアス、スティーブ・ガッド、ヒューバート・ロウズ、
アール・クルー、アル・ジャロウ、ウイントン・マルサリス、エリック・ゲイル、
デヴィット・サンボーン、マーカス・ミラー、ラリー・コリエル、
グローヴァー・ワシントン・ジュニアなど沢山います。
グループも沢山ありました。ウエザー・リポート、リターントゥフォーエヴァー、
クルセイダーズ、シャカタクなど。いずれもジャズロックや
クロスオーバーからの流れで演奏してきたミュージシャンが多い。
日本でも1970年代後半から1980年代前半にフュージョンが流行った。
当時のミュージシャンとしては、高中正義、日野皓正、渡辺貞夫、渡辺香津美、
あとグループでは、Tースクエア、カシオペア、プリズム
フリー・ジャズとは、1950年代後半から出てきた、
音楽理論を無視した演奏のスタイル。
演奏方法も色々なやり方があって、ピアノの鍵盤をこぶしで叩くように演奏する
パーカッシブ奏法やサックスを絶叫してるように吹くフリーキートーン等は
このフリージャズの演奏スタイルから出てきたものである。
この頃のミュージシャンとしては、オーネット・コールマン、ドン・チェリー、
チャーリー・ヘイデン、ファラオ・サンダース、アーチー・シェップ、アルバート・アイラー等である。
アシッドジャズとは、1980年代にイギリスのDJがジャズを選曲した
クラブシーンから生まれた一種のジャズ文化で、レコードレーベルの名称。
スムーズジャズとはコマーシャルなどのBGMで使われることが多く、
コンテンポラリージャズに属し、ニュー・アダルト・コンテンポラリーと
呼ばれることもある。
ミュージシャンでは、グローヴァー・ワシントン・ジュニア、ケニー・G等
ニュージャズとは、ジャズをもとにして、ファンクやヒップホップのような
ジャズ以外の音楽が混ざり合った音楽をいう。
(参考文献ウィキペディア)